2005年6月 8日
例のインテルの話2
1)エミュレーションで実行する
2)トランスメタみたいなやつ
3)そもそもPowerPC互換。逆にPentiumの命令セットは理解しない
の3つぐらいの選択肢かと。
1)や2)って,それやったところでメリット少ないから,やる価値があるとすれば3)。
1)ですか。てゆうかx86をそのまま使うって,いいのか悪いのか全然分からん。とにかく,一番先に思いつくけど一番先に選択肢から外しちゃうよな。
みんな「それはないな」って思い込みが強いんで,誰もあんまり詳細に検討してなかったでしょ,って感じかね。
開発の話。
いますでにXcodeで開発してる製品はいいけど,大変なのはCodeWarriorでやってる人(というか製品)。
あと,AltiVec使って,こてこてのCPU依存コードを書いちゃった人とか。
まあ似たようなものがx86にもあるので,たいした問題ではない可能性はある。実際のとこ,どうなんだろ。
なんか意識して書かれているプログラムって実は少ないんちゃうかという。Macでも少ないけど。
で,まだ今回の話もあんまりよく見えてないけど,Rosetta(?)ってのが何なのかってのも興味ある,というかかなり重要な話ではないかと思う。
DEC Alpha版Windows NTでx86アプリを実行するというFX32!(だっけか)みたいな,エミュレータというよりはバイナリ変換ツールみたいなものだったら,パフォーマンスの面でも損しない可能性は高い。
まあ,でもなんつーか,G5よりx86のほうがより実行速度が速い,ってことじゃなくて,開発速度の速さの話,と思うことにしよう。
実際,G5発表当時(2003年6月),自分で書いた記事を見ると,「年内には3GHzモデルが出るらしいしな」などと書いている。確かにもうそれから丸2年経ってるわけで。少なくとも1年半は遅れてる。
「G5のほうがx86より速いって言ったじゃねーか」という意見もあるだろうけど(実際,ワタシも心情的にはそれが大きい),「2003年内に3GHz版G5が出る」っていう話があったればこそと思う。
ま,何にせよ,2003年当時,「3GHz版が出るまで待つ」って思わなくて良かった<そんなオチか。